AFT2020

独り羽織

誰もが着たい服を着たい様に着れる時代。

ファッションとは今も昔もその人のありたい姿を現わすのであろう。

着る服、髪型、爪など指先まで十人十色なこの社会。

一枚のTシャツに三万かける人もいれば、千円のTシャツを何年も着続ける人もいる。

人の価値観もそこに反映されている。

人は見た目じゃないなんてよく聞くがむしろ見た目にこそ人間の本質が宿ると思う。

だが裏を返せば、ファッションを無くせばそこに個性は宿るのであろうか。

きっと広い大浴場で人々の個性なんて物を探してもどこにも見当たらないであろう。

せいぜいシャンプーのブランドとタオルの色味くらいだろう。

そう考えているともやは我々は服を着てるのではなく服に着られているのではないのかと思ってしまう。

「服は人を作る」という言葉があるがその言葉の深さを痛感する。

自分の個性を布に委ねる。

きっとこの行為はこれからも大きく変わる事はないのであろう。

ネットや街中で安く手軽に服を選べる時代だからこそ、その本質を見失いがちだがそこ行程にどれほどの意味があるのか考えていく必要があるのではないのであろうか。

私自身、個性の出し方にこれからもひたすら迷走していくであろう。

 

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